REBIRTH PROJECT × kurkku / POC < << Special Interview
伊勢谷友介さんが代表を務めるREBIRTH PROJECTとプレオーガニックコットンの出会いにより、
アーティスティックな商品が出来上がりました!
商品発売に向け、伊勢谷さんからREBIRTH PROJECTの活動や環境についての想いなど、
いろいろなお話を伺うことができました!
Question 1: 「REBIRTH PROJECT」を始めたきっかけや経緯について教えてください。
そもそもは、僕自身が自分の生き方の中で、どういう風に生きていきたいのかっていうことを、20代の半ば過ぎたあたりからいろいろ考えたのが始まりですね。
自分をカッコつけるために色々な仕事をやっていくとか、俳優であることに対してプライドを持つとか・・・そういうことではなくて、純粋に自分がどう人と接するか、とか、自分のアイデンティティというか、自分をどういうところに行動の規範をもっていきたいのか、といった時に、自分が成り上がるとかそういうことではなくて、自分の"良心"というものを中心にして自分の仕事を探すと、どういうことになるのかな?って考えたんですよ。
僕はまず、仕事の枠をとっぱらって"良心"の中で生きようする時に、それが実質的に「自分のご飯を食べる糧になっていく」ということがとても大事なことだと思ったんです。ただボランティアをやるとか、そういうことではなくて、自分の"良心"が社会の中でシステムを伴って回っていく、と言うんですかね。
そう考えたときに、やっぱり今現在において"良心"の行き先というのは、人間が地球上で生きて行く上で、どんなシステムの中、例えば、エネルギーも含めて、食料をどうやって作って、水をどう得て、どういう風にそれを消費していくか、という中では、新しいシステムを作らないと、この将来のビジョンが地球上に生まれないだろうと思ったんです。人間が育ち、継続していくためにね。
そして、それがビジネスになるような形って何かな?と思った時に、ネガティビティをなるべく排除した、ポジティブなシステム作りっていうのがREBIRTH PROJECTの最初の案・アイデアで、「人類が地球に生き残るためのプロジェクト」なんです。
人間がある種、社会生活の最低限の範囲の中で生まれるものとして。
ところが最初はみんながとにかく全否定だったんですよ。「出来る訳がない」とか、「そんなことは仕事になる訳がない」とかね。
でも、僕は理想を強く、いつも追い求めるタイプなので、絶対そうなるべきと思ったし、今まではモノをクリエイティビティだと言って、どんな風に消費しようが何しようが、お金さえ払えば、お金さえ回れば成立することだったんだけど、それだけじゃ収まらなくなってきている時代だからこそ、僕らはREBIRTH的な理念を社会の中で成立させて、それについてきてくれる人がいたらいいなと思ったんです。
でも「きっかけ」としては、どうしてもやっぱりみんなの中でリアリティが無くて。そういう会社自体が。
そこで、僕が元々やっている職業として俳優と、映画を作るというのがあって。
そもそも映画はどういうものか考えたら、見てもらっても一週間後には忘れてる、とか、映画館の扉を出た瞬間に忘れて違う話をしてたり。もちろん良い映画で何かは残るんですけど、結局のところそれは虚像で。良いテーマを持っていても虚像であることには変わりは無くて。
でも、だからってそこを見捨てる訳でもなくて、そこと同時に、実質的な行動を伴うべきだと思って、まず、今作っている映画の中にこのREBIRTH PROJECTをぶちこんだ。
(※伊勢谷さんはただ今、映画を制作中とのことです!(取材時))
REBIRTH PROJECTと映画、両方の角度から宣伝ができるでしょう。それは宣伝の中でもおもしろそうだし、何かテーマを伝える時に、想像の世界の中と事実の世界が、どこか製作者を中心にして共通項があると、それでこう何か、一つのテーマをお客さんが見出してくれるんじゃないかなと思ったのがきっかけだったんですよね。
Question 2: 具体的にはどんな活動をされているのですか?
僕は、「衣・食・住・水・エネルギー・教育・メディア」を挙げています。
まずは三要素として、「衣」「食」「住」を中心に、HATCH YOU、THE SPIKE SHOW、House475、という活動があります。
『HATCH YOU ハッチ・ユー』
REBIRTH PROJECTの「衣」の部門を手掛けるプロジェクトとしてスタート。
オーガニックコットンの重要性を伝えるプロダクトのリリース・再生資源の有効活用を目的に、リサイクル素材や繊維を使用した商品開発。循環型社会形成のために、リユースの流れを構築し、不用在庫・残反・端切れをリソースとした製品の企画・プロデュースを展開しています。
『THE SPIKE SHOW ザ・スパイク・ショー』
REBIRTH PROJECTの「住」に関わるTHE SPIKE SHOWは、捨てられる廃材等にアーティストのクリエイティビティを投入し、新たな価値を発見し提案していきたいと考えています。
更に地球に負荷の少ない新素材を率先して活用し、想像力・創造力を駆使して生み出される価値のあるソフトや企画・商品を市場に表現し続け、そこで生まれる利益を環境保全や教育改善、アーティストの育成に還元していく事を目指しています。
『House475』
REBIRTH PROJECTの「食」に関わるプロジェクト。
現在手掛けているのは、「RICE475」。高級米の産地として有名な魚沼の中でも特A地区と言われる南魚沼の一等地・旧大和町で、コシヒカリの最高級米を目指すトライアルプロジェクトです。
この地で100年以上続く山本農場5代目とタッグを組んで、無農薬無化成肥料栽培に挑戦しています。
Question 3: kurkkuは、日常の最も近くにある食やモノを通じて「消費」を考えていくプロジェクトですが、REBIRTH PROJECTから見て、kurkkuはどんな会社だと思いますか?
僕らが目指している目的地点、方向性って言うのはすごく近しいところにあって。
それを発表する人間が僕なのか、小林さんなのかっていうことの違いで。それはキャラクターとしてそれぞれ持っていて、その違いがこれからの社会の面白さになっていくのかな、と。メインストリームとなっていくと思いますしね、こういう流れというのが。
で、その時に、最初にやっているクルックさんのキャラクターがあったり、僕らのキャラクターがあって、でも目的地点は一緒で、っていう風な関係が僕は素敵だなと思うんですけど。
僕らとしては、先に市場をちゃんと相手にしてやってきている、大いなる先輩の会社と思っております!
Question 4: では逆に、相違点のようなところはありますか?あるとしたらどんなところですか?
僕らの場合は表現の形として、すごくあやふやなのかもしれないけれど、「アート」というものが大きなファクターになっているんですね。
小林さんは「音楽」というメディアを使って、すごく大衆に訴えかけられる力を持っている上で、すごく理性的な展開の仕方、この現在進行形の世の中で、可能なことを探している。すごく理性的で、クリアなところがありますよね。
でも、「アート」っていう要素が・・・何て言うんですか、「音楽」も「アート」なんですけどね。
僕らは「音」じゃない分野ですから、そういう意味ではそこの違いくらいじゃないかな。
あとはやっている人が違う。いる人が違う。
リバースは男だらけ、クルックは女性が多いって言う(笑)。
Question 5: 今回、REBIRTH PROJECTとkurkkuとのコラボ商品は、そもそもどういった経緯でkurkkuとのコラボレーションが実現したのでしょうか?
やっぱり、一番は目的が同じところ、似たところにあるということがあって。
そういう人たちの間では、競合ではなくて、協力し合うことで一緒に社会を見出していくことや、作り出していこうという意識がすごくあると思うんですね。
それは、他の会社が「うちが稼がなくちゃいけないから」とか「あっちを蹴落とさなきゃいけないから」という形で関わるというよりも、むしろ自分達が目指しているビジョンをちゃんと同じところに見た上で、その過程の中でより強固なイメージを、互いに協力して多くの人たちに訴えていけるということが僕は出来るんじゃないかなと思ったので。
で、もちろん先輩のクルックさんにですね、色々教えていただきながらやらせていただければと・・・。
あと、経緯と言えば、今回のコラボは、ap bank fes ’10に僕たちが参加できないか?っていう提案を、REBIRTH PROJECTがしたんです。
「何かやろうか」のきっかけがap bank fes ‘10にしていただいてもいいですか?ってことで。
その過程の中で、更にクルックさんとの取り組みとして、POC(プレオーガニックコットン)で何かできないか?って話を進めていって。
それがこのコラボレーションのきっかけですね。
Question 6: Tシャツ、タオルのデザインはどんなイメージで作られたのですか?
デザインのモチーフは、「万物の基本である核と核を繋ぐ運動とその変化」っていうのをイメージしています。
Question 7: 実際に商品が完成して、着心地やサイズ感といった仕上がりはいかがですか?
僕にはバッチリなサイズがありましたね。
(※撮影時、伊勢谷さんはMサイズのTシャツを着用しています。)
あとね、特にタオルが快適!あれ、すげーいいタオルっすね!
・・・あれね、いいっすよ(笑)!
Question 8: kurkku online shopは女性のお客様が多いのですが、このTシャツを女性が着るとしたら、どんなコーディネイトがおススメですか?
そうですね。プリント自体はかなりインパクトがあると思うんですけど、実はすごく、どういう風にでも着ていただけるようなデザインとかイメージだと思うので、もうなんなら切り刻んでいただいても結構ですし、ベストの下にプリントが見えているのも良いかも、とも思いますし。
はたまた。オーバーサイズ目のTシャツにちょっと短いタイトスカートとかでも全然いいっすね(笑)。
かわいいじゃないっすか!中になんかこうなってて・・・(デコルテや肩のラインが見える感じを指して)中が少し見えてる・・・っていうね。
・・・かわいいですよね、あれ。セクシーですよね(笑)。
Question 9: REBIRTH PROJECTが提案する「衣」についてのこだわり、伝えていきたいことを教えてください。
REBIRTH PROJECTの「衣」部門のHATCH YOUでは、身近なモノからはじめるサスティナブルな意識改革の一環として、ファッション・プロダクトのリリースだったり、いろいろなプロジェクトを通して、ライフスタイルの提案を行っていけたらと思ってますね。
Question 10: kurkkuが提案している「プレオーガニックコットンプロジェクト」を初めて知ったのはいつ頃、どの様に知ったのですか?
(伊勢谷さん)僕は、僕らの最初のTシャツの時かな。(HATCH YOU代表の)葛西君とかは前々から知っていて。
(葛西さん)REBIRTH PROJECTの活動を始めた時に、他に似た様な活動をしている人たちは一体何を、どういう素材を使っているんだろう、と思って、色々と調べたんですね。
例えばそれが「住」だったら、間伐材を使っているとか、端材を使うとかあるじゃないですか。
それがファッションに置き換えられると、それは古着を使って何かを作ることなのか?とか、色々考えた時に、そうではなくて、世の中を循環させていくための良い素材、というのが何かあるはずだなと思ったんですね。そして、それがプレオーガニックコットンに行き着いた。
あとは、僕らはオーガニックコットン自体にこだわっている訳ではなくて、そのものが及ぼしている影響というか、別にその素材にすごい魅了されているということではなくて・・・全体感含めてですね。
(伊勢谷さん)サステナブルである、ということだよね。
コットンをずっと生産し続ける、地球が傷付かない形っていうのを考えた時に、実質的に大事なのは、継続して生産者にもちゃんとお金が落ちるシステムこそ大事なことで。
そういう意味で言うと、コットンもゆくゆくはオーガニックコットンになればいいし、プレオーガニックコットンも3年過ぎればオーガニックコットンになる。
前段階を救っていくビジョンというのは、尊敬に値することだと思います。
・・・うん。僕はすごくいい考えだと思いますね。
Question 11: オーガニックコットンやプレオーガニックコットンを実際に使用してみて見えてきたこと、今後の課題点を感じるところがあれば教えてください。
やっぱり、僕らがオーガニックコットンを使い続けることは今後もやっていくことなんですけど、それ以上に、僕らと同じ様に、もしコットンを使うんだったらオーガニックのコットンをなるべく使うようにしようと思う様な生産者だったり、デザイナーだったり、そういう人たちの意識が変わらないとそれは下まで行かないので、連携をとって、運動にしていきたい。
一品でもオーガニックコットンやプレオーガニックコットンで作ってもらう、っていう風なことが、皆の中で始まってきて。それが、当たり前になっていける様にしていかなくちゃいけないのかなと・・・。
やっぱり、生産者側の意識が大事ですよね。
Question 12: 最後に、ファンのみなさんへ向けて、一言メッセージをお願いします!
消費活動は一つの意志表示だと思います。
それは投票するのと同じで、やっぱりプロダクトが持っているポジティビティみたいなものを、良いと思ったら、それに一票を投じるかの様に、そこにお金を払って自分の大切なものにしてもらえると、それこそが実は生活をしている中での環境活動になるんじゃないかなと。
もちろんね、捨てるゴミを分別するっていう、そういう話はもうありきの話で。
自分だからできることっていうか、自分の環境的に「今これが無くなったから、じゃあ何を買うか?」って言った時に、そのチョイスは貴方がしていて、チョイスしたものが環境活動に繋がっていくということだと思うので。
モノの持っている価値以上の、何かしらの”意味”みたいなものが僕らの製品にとっての付加価値になっていくと思うので、それを大事にしたい。逆にみんなには、僕らのつくるものを楽しみしてもらい手にとってもらえれたらなって思います!
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人類が未来の地球で生き残るためにいったい何ができるのか? |






